2010年03月26日

広報は後方?

0329brahoo.jpgそれで何が「広報は後方」かといえば、単なるダジャレなんだけど。

印刷業に関する世間の誤解がある。
印刷と出版、実は正反対の業界なのだ。
印刷と広告、印刷業は広告のド素人なのだ。

後者、自社の広告をしてる印刷会社なんて超マレな存在なのだ。
広報をしてる印刷会社なんてツチノコみたいなもんだ。
そんな印刷会社にチラシやパンフなど広告媒体を依頼している。

ギャンブルかっ!

時代の要求は、「コンテンツからコンテクスト」へ。
ものづくりの実体もそうシフトしている。
製造業にもまだ後ろ足を突っ込んでるブラザー印刷は、この「コンテンツとコンテクスト」を横糸・縦糸として織りなす商品を提供していこいうというのである。

「造る」と「売る」、この印刷業では不連続となっているプロセスを、「創る」ことで紡ぎだそうとしている。

「印刷ができる」という下流からの動き。
「広報をする」という上流からの流れ。

「市広報取材」、「岡崎経済新聞」、「社内報Brahoo!」によって、上流と下流が合流したのだ。
ありがたいことである。
受注産業・請負業は、お客のお金で研究開発できてしまう。

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