「どうですか、印刷屋さんは?」「なくなっちゃいますよ、八百屋さんのように」
八百屋さんは消えたが、野菜を食べなくなったわけじゃない。
印刷物がなくなるわけじゃない。
入手ルートから印刷屋さんが消えるのだ。
大量複製業、製造業としての印刷会社は消えるのだ。
ロングセラーだったけど、成熟産業つまり衰退産業化し、それは速度を速めている。
2001年省庁再編の折、旧通産省紙業印刷課から経産省文化情報関連産業課紙業印刷課はメディアコンテンツ課(文化情報関連産業課)と名前を変えた。
映画やアニメ、マンガ、音楽、ゲーム、出版、広告と同業として扱われる。
工業・製造業ではないのだ。
こりゃいけないと、印刷業界も「業態変革」を掲げる。
グーグルすると、まるで印刷業界の「用語」の如く、「業態変革」ばやり。
ということは「業態変革」できていないということ。
役人・官僚と誹ることなかれ、経産省の頭のいい方達が10年も前から、我が業界の進むべき道をお示し下さっているのだ。
それなのに、未だに印刷"工業"組合を名乗り、各団体でも「製造業」「工業」の括りでお役を割り振られる。
マジかよ、と思う。
印刷物の価値は、頁数、部数、色数、用紙という仕様に代表される「モノ」の価値でなく、もたらせられる「コト」効果の価値なのだよ。
誤解されないよう、ブログに書いておくのだ。