週に一度くらい、母が会社に来る。以前は仕事を手伝ってもらって(マイ・ドキュント)いたが、もう随分前にリタイアしてもらった。
何しに来るか。
社長室を掃除し、社屋周りの草取りをし、私が昼食に食べるかと肉まんを置いて帰る。
出歩かないと足がダメになるとかいいながら実は、悪戦苦闘中の社長(私だが)が元気でいるかを見に来るのだと思う。
戦争経験者の母だが、あの戦争よりも今の社会は大変な時代になった、そんな実感も持っているのだと思う。
閉塞状況、未来が見えない。
長く生きて来て、今こんな状況。
そんな思いに駆られてる老人って多いよなあ。
そんな社会状況(会社状況!)の中で、果たして我が息子は元気に(社長業を)やっているのかと。
今日も、社長室を掃除し、社屋周りの草取りを済ませ、「肉まん三コ、冷蔵庫に入ってます」と私の留守中に書き置きをして帰った。
しばらくして母からの電話。
「肉まん置いてくるつもりが、(書き置きだけして)忘れて置かずに帰った」
思い出すだけ、大丈夫だ。