「デザインのない印刷物はない」とは、わが敬愛するKIDのI田くんの言葉。20年くらい前かなあ、うちでDTP向けに「デザイン講座」をやってもらった時に、そう呟いたような。
そんなんだよな。そうなんだけど。
印刷屋さんは、お客さんから頂いた原稿から、見てくれをしっかり作り込む場合は「要デザイン」として制作・レイアウトへと回る。
見てくれをしっかり作り込む必要のなさそうな場合は、デザインというプロセスを経ず、制作・レイアウトへがなされる。
そこで、生Tくんの至言、「デザインのない印刷物はない」。
デザインする・しないの区別が変なのだ。
なぜ、区別?
営業の判断?デザイン代をいただけるかどうかで決まったり。
「しない」判断をしたものは、ひょっとして「ダサい」印刷物に成り下がる。
どちらも、印刷会社の「作品」、いや「商品」商品なのにね。
それに諦めてではないのだけれど、近頃お客様が制作データを作って印刷屋に渡す場合が急増している。
ワードだ、エクセルだ、パワポだと。
(わたしゃクソオフィスと呼んでいる。内緒)
これも、ひとつの「IT貧乏」。
それによって、世にカッコ悪い印刷物が出回る。
印刷屋に「デザインのない印刷物はない」という意識がないし、デザインが要か不要かなんて区別してるもんだから。
社会のレベルが下がるってもんだ。