実家に母を訪ねた、その帰り道。高齢の母は帰り際、いつも私に声をかける。
「明るいところ通って帰りなさいよ。暗い所通ったらダメだよ」と。
今夜は結構な雨、実家を出て道路を渡った所のバス停で待つ。
ネットもバス停の掲示板も「7分遅れ」。
傘があるけどそこそこ濡れる、今年は男性的な梅雨だ。
7分まてば、そこそこ。
バスが来た。
乗りそびれないように、照明付きのバス停に寄り添うように待つ。
目当てのバスは、バス停に停まる気配もなく、減速もせず走り過ぎた。
それも、2台続けて。
2台目は私の乗る路線ではなかったが、ブレーキの気配もなく走り去った。
あっけに取られて、ちょいと間を置いて「おいっ」。
自虐的な私、怒りはしなかったが「アリかよ?」と、歩いて帰った20分。
傘があってもしっかり濡れる。
名鉄バスに電話しよ。
この惨状を教えてあげたら、さぞ名鉄さんも感謝してくれるだろう。
「バスの運転手さんも遅れて気が急いていたんだろうね」って、せいぜいの皮肉でね。
そう思ってiPhoneを取りだしたのだが、大雨。
iPhoneびしょ濡れになるは、傘をさすのも危うくなり体も濡れるは、電話は断念。
名鉄さんも、教えてもらえず可哀想に。