
K文堂ユーザー会の恒例事業なのだが、新装なった御園座を体験したかったのと、ナマの志村けんを見たかったのと、K文堂さんのご招待だしね。
志村けんのライブが見たかった。
志村けんの出ているテレビ番組は見ないし、芸風も好きでない。
なのに、大御所と一目置かれている。

表現者志村けんに興味があってね。
生きてるうちに見とかないとね。
私じゃなくて志村けんね。
舞台は二部構成、前半のコント、バラエティ仕立て。
後半は、松竹新喜劇の「一姫二太郎三かぼちゃ」、志村けん一座お芝居。
お芝居のストーリーはよくあるパターン、アホな男がいて最後は彼がみんなを救う。
先日の吉本新喜劇もそうだった。
そうか、と思った。
アホ男が志村けん。
松竹新喜劇の大スター藤山寛美を連想した。
笑いと涙。
お約束の笑いとお約束の涙。
そう書くと批判的に聞こえるよね。
しかし実は私、大泣きしてしまった。
いろいろ思うところあってね。