2022年11月16日

”人ごみの中にそを聴きにゆく” 「三河人」の私。

FullSizeRenderかつての豊橋の喧嘩自慢の兄弟が率いる「Beaking Down 6」が、文字通り大ブレイクしている。

”プヲタ”でかつ格闘技好きの私は、「Beaking Down 6」本戦のPPVも8時間かけて見たし、その有料視聴者は20万人を超え、再生回数は1億回を超えたらしい。
かくいう私も、10日以上たった今でも、エピソード動画も含め関連動画を観る日々が続いている。

「豊橋の喧嘩自慢」と書いたのは、少年院に入るような少年期を過ごした朝倉未来が上京し、格闘技の実力とyoutubeで大ブレイク。
チャンネル登録者数も300万人に達しようとし、今や億万長者でもある。

最近は、メイウェザーと戦うなんて「余裕」まで見せている。
この朝倉未来のyoutube露出が盛んになった3年前、いや今になっても、この兄弟とかyoutubeスタッフの抜けきらない「方言」が微笑ましいのだ。

彼らの出身は「豊橋市」と、私の故郷であり今の住処である「岡崎市」は愛知県の東半分を占める「三河地方」なのである。
そこにある豊橋市、岡崎市(そして有名な豊田市)は、それぞれ40万人の人口を擁している都会?なのだ。

そこでしゃべられている「三河弁」が、チャンネル登録者数300万人に露出している。
視聴者は気づかないほど「標準語っぽい」し、本人たちも気づいていないようだ。
誇りをもってしゃべっているのでもなくて、気づいていないのだと思う。

それが微笑ましいのだ。
上から目線でなくてね。
「ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」
「ふるさとの訛なつかしyoutubeの人ごみの中にそを聴きにゆく」
てこと。
私、岡崎に住んでいてね。

18歳の時上京した田舎者のオカダ少年は、「三河弁」は東京弁とそんなに変わらないと信じつつも、訛りを隠す小さな努力をしてたのかも知れないな。

それが、「微笑ましい」という言葉になった。
誰に対して? 自分に対して?