友人が亡くなった。
彼とは、同じ年に20m離れたところで生まれた。
私はそこに3年住んで、引越し。
その後、40年近く経ってロータリークラブで再会した。
それから35年、ずっと私の近いところに居た。
葬儀の知らせが入った時、珍しく?お通夜も告別式行くんだなと思った。
私には、稀な感覚。
30分歩いたところにある祭儀場、はなから歩いて行くつもり。
雨が降ってたけど私車乗らないし、お通夜の会場に着くまでの時間を大事に思って。
行く準備で、まず喪服の確認。
冬服の喪服だったけど、これは雨の日は少しでも涼し目でありがたい。
黒いネクタイが見当たらず、コンビニに行っても無く、イオンで見つけた。
あとは黒い靴、6年前に亡くした弟の靴が残っている。
サイズも同じだし、リーガルだから良いものに違いない。
また、弟の遺品にお世話になってしまった。
会場で私に「同い年だけに、ショックですね」と言ってくれる方がいる。
ショックには違いないけど、同い年ってどゆこと?
年齢とか、年上年下とか、送る気持ちに違いがあるの?
お通夜も告別式も、珍しく行くもんだと思ったのは、違う理由。
自分の死に置き換えても考えていやしない。
それほど、彼の死は私にとって大きな出来事。
明日も歩いて会場に行く。
30分の時間が、ありがたい。