「極上の孤独」下重暁子・著
(kindle版)
幻冬舎・刊
「老後は友達を減らして行く」と、妙な宣言をした私だが、孤独でも生きていける自負と、人間関係が人生を「狭い」ものにしているとの想い。
それから、古くからの「友人」と私が勝手に思っている方々に、
「今まで私にお付き合いありがとう。面倒くさい性格の私によくぞここまで付き合ってくれた。」
というと皆んな「その通り」という。
これからは生き方を改めよう、そのためには友人も断捨離(相変わらず上から目線!)、減らして行こうかと実際思っている。
どうせ孤独になるんだからと、予防線の強がりか?
その辺、自分じゃわからない。
とにかく強気にそう思っていたところ、近頃ハマっている岡田斗司夫のyoutubeで、この本の推薦があった。
「極上の孤独」、私の考えを肯定してくれているのか、背中を押してくれているのか?
老後の孤独を肯定・推奨しているのだけれど、岡田斗司夫の書評の片隅で「恵まれた過去と現状があるから言える話でもある」みたいに触れていたから、あまり期待せずに読んでみた。
Amazonでkindle版を購入。
電子書籍の良いところは、読まなくても「積ん読」が目立たないと言いつつ、結構時間をかけて読んだ。
というのも、下重暁子は文筆を生業としているのにもかかわらず、読者をぐいぐい引き込む作風でもない。
という遅読の言い訳をしつつ、この度読み切った。
8月27日にネットで購入、読了が今日だから、23日間もかかっていることになる。
相変わらずの読書下手である。
読書下手のパターン。
買ってもすぐ読まない。読み終えたらすぐ次の本を読み始めない。
だから、今日買った「実力も運のうち 能力主義は正義か?」kindle版
即、読みにかかった。
正義か?といえば、そうサンデル教授著。
ちなみに「極上の孤独」、読んだので断捨離なのだが、電子本なのでどなたかにお譲りはできないね。
読みたい方には、iPhone貸し出し?