以前「ハングリーであれ、愚かであれ。」を読んだ後、「この本差し上げます」メッセージを出したら、速攻金君から「下さい」メッセージが入って、即差し上げた。
今回の「カクキュー八丁味噌の今昔」はどうかと言うと。
即読んで、当社営業に渡して読んでもらおうと思う。いわゆる「顧客研究」、どんな会社か知らずに付き合ってちゃいけないよ、とね。そう前のブログで書いたけど、今朝即実行した。
今お付き合い下さっているお客様は、ある時ある時代にお付き合いが始まったのである。
そして、今も続いている。
印刷業に限らず営業の仕事は、お客様と新しいお付き合いを始め、そしてそれを守り継続させることに他ならない。
だから、お付き合いを始めよう、お付き合いを深めようとするお客さまのことを知り、ファンになる必要がある。
そして、
「お客様のような立派な会社と、ぜひお付き合いを始めたい」
そんな熱意が、営業の武器となるのだ。
おまけに印刷業、今回のように「お客様の書かれた本」を読むことは、それはお客様研究に留まらず、「本づくり」という当社の「商材」そのものなのである。
そしてその会社の内容、著者様のお考えだけでなく、その奥付を見れば、その商品である本の「受注の様子や仕組み」までが窺い知れるのである。
さらに著者経歴を見れば、同じ高校の年下の同窓生だと、ツテまで分かる。
印刷業は、お客様の情報収集という点で恵まれていると思うよ。
だから、「お客様の本」を読まない手はない。
そして「是非お付き合いしたい」という欲求を高めるのだ。
そう、今朝の営業ミーティングで伝え、「カクキュー八丁味噌の今昔」を営業に渡すのだ。
ブラザー印刷卒業間際の私の、せめてもの情報提供である。