牢後のBlog「伝道ヴァイブ」
「人格で一番大切なのは機嫌の良いこと」と言い張る14歳中学生レベルの老後ブログである。 「風船にメッセージを付けて、大空に放つ」とか「瓶にメッセージを詰めて、大海に流す」ブログと言いたいところだが、「宇宙空間に漂う浮遊ゴミの如くに情報を垂れ流す」ブログである。
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2007年04月06日
A-Formation #53:「On Our Way Home」
旅は突然に終わりを迎える。
別に急ぐわけじゃないが、そんな印象。
気球ツアーを終え、朝食を終えて、ホテルに戻る。
即、ロビーで空港へのピック・アップを待つ。
その間、ロビーを見渡すと額。
「GOING,GOING,GONE」
ケアンズのお楽しみもGONE。
さあ、K彦さんの待つ空港へ。
まあ、なんとロマンチックな表現!
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2007年04月05日
A-Formation #52:「Happy Landing」
我が気球も、約1時間の飛行を終える。
シート・ベルトもない、シートもない。
あるのはゴンドラについている手すりと言うか、ロープの輪っかのみ。
それを両手で、水上スキーのハンドルのように掴み、腰を落とし、脚を踏ん張り、着陸の瞬間を待つ。
着陸の瞬間一度バウンドし、2回目の着地で収まる。
パイロットの着陸時の注意説明の通りに。
着陸の後、ゴンドラを降り、気球を畳む所までがこの気球ツアーのプログラムだと聞いてた。
しかし、今回は次の乗客が乗り込んでまた飛び立つので、お片づけはない。
つまり乗客の入替なのだが、一度に何人も降りると、軽くなった気球は残された乗客を乗せたまま、また飛び立ってしまう。
そこで慎重に、一人降りたら一人乗り、それを繰り返す。
降りきったら、荷車トレーラに乗り、バスへと向かう。
バスは朝食会場へ向かい、食事のうちに記念写真はプリントされ、わたしもしっかり買ってしまう。
柄じゃないけど、観光を楽しむってこと。
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2007年04月04日
A-Formation #51:「海の中?」
そのうち、気球のひとつが下降していった。
着陸態勢に入ったのだろうか。
気球を上から見下ろす。
空にいて、なんだか海の中の景色のようだ。
着陸地は、作物の生えそろった畑は避け、耕された土の上に降りる。
バーナーと操縦ロープで操縦するのだ。
しかし、風まかせ。
いくつもの着陸予定地が用意されているのだろうか。
聞きそびれた。
そこへ、
荷台のみのトレーラーを引っ張るクルマ
が走る。
乗客の回収に行くのだ。
トレーラーは乗客運搬用。
バスでは入れない所に着陸する可能性があるからなんだと思う。
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2007年04月03日
A-Formation #50:「デジタル気球」
数個の気球は、上がったり下がったり、近づいたり離れたりしながら、飛行を続ける。
お互いを見、見せながら。
大空のエンタテインメントである。
欧米の観光はこの辺がきめ細かい。
オーストラリアかっ!
同乗客のデジカメに、他の気球が写っている。
ということは、私のにはふたつ。
だれか私の背後から撮ってよ。
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2007年03月29日
A-Formation #45:「飛ぶ前に飛ぶ」
1月6日、旅行の最終日。
12時過ぎのカンタスで帰るのだ。
9時ホテルロビー集合、お土産を買って昼の便というのが通常スケジュールなのだが、私は「熱気球」に乗るのだ。
4時起き、4時45分ホテルのロビーでピックアップされて、山に向かう。
K彦さんは行かない。
「海の底も苦手だし、空の上なんてとんでもない。朝早いのも辛いし」。
釣りの時は平気で夜明け前に出かけるくせに。
バスに書いてあるように、「The Best Balloon,The Best Crew」。
HOT AiR のスタッフを信頼。
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2007年03月28日
A-Formation #44:「みんなで中華」
船でケアンズに戻り、わがツアーご一行様14名はオパールの店へと向かう。
その前にブランド物の店にも行ったか、興味がないので忘れた。
そのショッピングの間、K彦さんと町を散策。
でも遠くまでいけない。
今日はご一行みんなと初めて夕食なのだ。
ほかの12人(夫婦3組と6人家族)は昨日もその前もツアーの食事だったのだが、なんせ我が方は毎日その食事は無駄にして外食?していたのだから。
この日は「中華」。
ひとつの円卓を14人で囲むのだが、K彦さんと離れて座っていると「どうぞご一緒に」と席を薦めてくれる。
なんでしょっちゅう一緒に居なきゃいけないの?と応えると、冗談と取られてか、笑いを取ってしまう。
ま、どっちでもいいか。
食事を終え(中華の中味は、なん中華まあこんなもんか料理)、夜の町を散歩がてら二人で歩いて帰る。
(なんだ。やっぱり二人で居たいんじゃん)
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2007年03月27日
A-Formation #43:「見られてるのは誰?」
海風景には女性の美しさも似合う。
ただ伝道風に撮ろうとすると、メッセージ性があったり、絶妙なシャッターチャンスであったり、自分に課してしまう悲しいサガがある。
そこには
「きわどさ」
がともなったりもする。
この写真は、私の好みの太めのお嬢さんのバックスタイルを撮ろうとしたのだが、タイミングを失し、美しさもいやらしさもない写真となった。
しかし、私はついている。
そんな不純な気持ちでデジカメを構える不審な私を、ライフセーバーというか海岸監視員は双眼鏡でしっかり捕らえているではないか。
かくして、写真は伝道風となる。
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2007年03月26日
A-Formation #42:「危険な潮流の10年」
島での残された時間を、例のプールサイドでインターナショナルな水遊びを見ながら、二人で飲んだくれ。
そろそろという時刻になって、「じゃあ最後に海岸を通って船に戻ろうか」と浜辺に向かう。
標識がある。
潮の流れに注意、遊泳注意というやつだ。
STRONG CURRENT(強い潮流)と書いてある。
思い出すのが10年前、HAWAIIでも標識と写真に収まってる。
そこにはDANGEROUS CURRENT(危険な潮流)とあった。
なんで憶えているか?
その写真を1997年の新年ポストカードにし、年賀状の代わりにみなさんに送ったからだ。
自分の出演しているポストカードを送るとは、ナルかもしれない。
それからもう10年も続いている年
初恒例のポストカード
企画。
けっこう続いてるじゃん。
ブログも、まだまだ2年だけど、毎日書いてるし。
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2007年03月25日
A-Formation #41:「グリーン島、海風景」
ここらで、グレートバリアリーフ、グリーン島の海風景をいっぱつ(二発?)紹介しておこう。
海と空と陽射しと、なんか知らん「人造物」。
わたしは人の手にかかったのもがすきなのだ。
で、これは何か?
わからない。
わからなくていい。
海外旅行でよく見かける肥満のお嬢さん。
それも水着なのがいい。
様になっている。
絵になっている。
伝道風になっているかどうか。
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2007年03月24日
A-Formation #40:「分別のある生活」
「グラスボート」を終えたら、島でのアトラクションはひとまず終了。
あとは残された時間、島を楽しむのだ。
そこは「なんもない状態」OKの、O田・K彦はコンビは大丈夫。
これは、グリーン島に備えられたゴミ箱である。
両サイドのカゴが、生ゴミと紙くず、中の3つが金属、ガラス、プラスチックだったと思う。
そんなゴミ箱が、島のアチコチに設置してある。
木のPavementというか、渡り廊下。
裸足で歩く海水浴客に配慮してある。
それも、木製というのがいい。
我社の廊下も木製だが、裸足であるいてみようと思った。
夏は裸足で仕事もいいね。
木製廊下と絨毯とタイルの廊下のブラザー印刷だから。
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2007年03月23日
A-Formation #39:「日焼けの老夫婦」
生還の祝杯の後は、このツアーに付いている「グラスボート」で海中遊覧。
10年以上も前、北海道の湖でも乗った。
この時、看板には「ミラーボート」と大きく書いてあった。
「グラスボート」だろうがあ!
「ミラーボート」じゃあ、自分の顔とか(スカートの中とか)見ることになるうじゃあ。
写真上の痛々しい腿と膝は、「グラスボート」を楽しむ日本人老夫婦。
仲良くオーストラリア旅行で肌を露出したのだが、陽射し強すぎ、オゾン層も破壊、若きころの日本とは訳が違うこの地球。
かくいう私も、短めのバミューダで膝と腿をしっかり焼いてしまった。
足が長いせいでは、決してない。
写真下は、「グラスボート」で楽するコバンザメ君。
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2007年03月22日
A-Formation #38:「グッダイの国」
海底から無事帰還してBig Cat号に戻ると、K彦さんは船内で食事を済ませていた。
私もバイキングの食事を済ませる。
定例の牛肉・豚肉・鶏肉・卵料理・野菜、そしてカレーライス。
そしてもちろんビール、ビクトリア・ビール。
生還の祝杯だ。
そのうち、
海底写真
とともに終了証も届く。
しかし、親切に日本語にしてあるんだろうが、かえって価値がないように見えるなあ。
英語でいいのに。
英語といえば……。
お待たせK彦さんにビールをおごろうと、バーにビールを買いに行った。
「トゥ・ビヤ」酒を買う時の英語は慣れたもんだ。
「アイッ・ドラ」金髪のお嬢さんから返って来た。
「えっ?」と私。
私には珍しく「!?」が声に出た。
「アイッ?」
するとお嬢さんは、
「アイッ・ドラ。ワン、トゥ、スリィ……、セヴン、アイッ」
と指を折りながら(正確に描写すると「指を広げながら:が正)。
「なんだよ、eightかよ」は心の中で。
4ドルの缶ビールを2つで8ドル。
K彦さんと飲んだ。
肴は、この話。
「オッカイ?」
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2007年03月21日
A-Formation #37:「金魚蜂から眺めた海」
未婚カップルのお嬢さんはカムバックしてきた。
オーシャン・ウォーカーはめでたく3人で挙式じゃない挙行されるのだ。
まず、島でウェットスーツに着替える。
インストラクターのヨシコさんと、ボートでスポットに移動する。
簡単な手話を教わる。
海中でのコミュニケーションは生死にかかわるのだ。
腰にウェイトを着け、腰まで海に浸かったところで金魚鉢をかぶる。
これもウェイトの役目をする。
なぜって、足が地に着かなくちゃ、歩けない。
もちろん、美味しい酸素は金魚鉢につながれたチューブで供給される。
いよいよだ。
子供の頃、洗面器を顔に覆い、風呂で潜って遊んでいた、あのころの夢??がかなうのだ。
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2007年03月20日
A-Formation #36:「淡水浴」
上陸して、まずは島の全貌把握。
小さな島に「自分で遊ぶ」ための環境はそろっている。
「楽しませてもらう」アトラクションはない。
好みだ。
しばらく歩くとプールがあった。
K彦さんは、ここを「一杯やりながら目の保養」スポットと定めたようだが、まだ禁酒の私に合わせてがまんのようだ。
プールにはそこそこの人が泳いでた。
しばらく歩くと再び海岸に出た。
ここは海水浴用のビーチのようだ。
ところが、さっきのプールより泳いでる人は少ない。
海で泳ぐのは日本人くらい、という定説?の裏づけをしたよう。
しかし、世界のどの風景にも溶け込むK彦さんのキャラはすごい。
ミスター・フォトジェニックだ。
さて、オーシャン・ウォーカーを済ませて、早く一杯やろう。
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2007年03月19日
A-Formation #35:「おおっ!」
セミナーというかオリエンを終えて、キャビンのもといた席あたりに戻ると、K彦さんが手持ち無沙汰にしている。
お待たせ。じゃあ飲もうか。
と言えない私。誓約書にサインした。
ならば、島到着までデッキに行って潮風にでもあたろう。
行ってみたら、大勢の人。
K彦さんは「目の保養」を目論んでいたようだが、残念ながらそれはK彦さんの肩越し。
そんな下心があるから、神様は意地悪をするのだ。
わたしは、K彦さんを撮る振りしてデジカメをスレンダーなお嬢さんに向けた。
こともあろうに、そのお嬢さんは肩紐をはずし、できるだけ多くの肌を太陽に露出しようとしている。
そして、K彦さんのすぐ背後の席に座ったのだ。
座っただけじゃなく、ますます肌の露出はエスカレートして行く。
一人で鑑賞していては申し訳ないので、こうやってデジカメに残した。
すべては、K彦さんを撮る振りをして。
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2007年03月18日
A-Formation #34:「命の保障いたしません?」
一日過ごす海なのだが、オーシャン・ウォーカーというオプションを申し込んでいた。
K彦さんは、「とんでもない。そんなの参加者いないよ。絶対」。
乗船してすぐ、オーシャン・ウォーカー参加者のセミナーがあった。
金魚鉢みたいなのをかぶって、海底を歩くのだ。
これをやらずに、どーする。
と思ったが、参賀者は私以外に2人。
船には200人?(もっとか)乗っていそうなのに、その中で3人?
他の二人は若いカップル、あとで聞いたら恋人同士と言ってた。
若いのに婚前?旅行でオーストラリア、リッチだなあ。
と思いながら、説明ビデオを見、インストラクターの説明を聞いていたら、その女の子の様子がおかしくなった。
船酔いだ。つらそう。
潜れるのかなあ。
ひょっとして、潜るのは私だけ?
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2007年03月17日
A-Formation #33:「さあ、海。」
ご無沙汰、オーストラリアン・フォーメーション、1月5日。
昨日は山へ、今日は海へ。
まさか私が何故? オーストラリアに来て海水浴?
芸風に違うことをやるのも意外性の芸風なのだ。
それにしても、このおっさん二人の見事な海水浴姿をみてほしい。
まさに「見事」。
グレートバリアリーフのグリーン島に朝から船で行く。
そこで一日過ごし、船で帰る。
えっ、一日海で何するの?
だが、そこはまるで深く考えていない、AOおっさんコンビである。
いざとなったら飲んだくれてりゃいい、ぐらいに考えている。
Big Cat という船でグリーン島に渡る。
観光都市では、オーナーが船という資産に投資し、その周りに「仕事」が創出される。
ガイド、ツアー、アトラクション、運送、飲食、お土産、等々。
それが世界中から集まる若者に職を与えている。
などど、ゆったりとビジネスを思ったりしている。
社長らしく?
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2007年02月23日
A-Formation #32:「オーストラリアの紙幣」
海外に行くと、お金が楽しみ。
日本の紙幣はよくできてるよな、って気分に浸れることもある。
ミャンマーなんて、
マスクなしでは扱えなかった。
偽札では?と疑いたくなるような国もあった。
ところが、オーストラリア。
きれい。
プラスチックでできている。
透き通った部分もある。
欠点?は折り難い。
写真は、アボリジニ・ディナーショーの精算時。
皿の上ってのがいいね。欧米かっ?
いや、オーストラリア。
「PLEASE PAY AT BAR, THANK YOU」
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2007年02月21日
A-Formation #31:「アボリジニ味」
アボリジニと言えば、ディジュリドゥとかブーメランが有名だが、それらに施されている絵柄も独特である。
輪郭のある絵、アボリジニ・アート。
私はこのアボリジニ・テイストが好きだ。
写真は、ジャプカイのプレゼン・ホールの壁画。
下は、床の絵柄だが、まるでエッシャー。
そういえば、ガイドのカオちゃんが言ってた。
宮崎駿のアニメに出て来るような巨大な樹とか、家とか、作品のモチーフになっていそうなものが、オーストラリアにはたくさんあるという。
宮崎駿はオーストラリア好きで何度も訪れている。
ナンタラの家もそっくりなのがオーストラリアにはあって、その住人はクレームをつけず、逆に宮崎駿アニメそっくりを売り物にして儲けたそうだ。
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2007年02月17日
A-Formation #29:「カルデラを巡る。」
カルデラ湖を船で巡る。
題して「RAINFOREST CRUISE」。
訳せば「雨森遊覧」か。
ここの主役はペリカン。
野生なんだろうが、餌づけされてて船が通ると寄って来る。
そして、ウケねらいで演技してるようにも見える。
どこまでも透き通ったカルデラ湖。
そこに棲む野生の動物。
観光気分満喫モードにまた戻って浸ってみる。
ああ、ビールが飲みたい。
ビクトリア・ビールが。
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2007年02月16日
A-Formation #28:「カーテンのできるまで」
図解:イチジク・カーテンのできるまで
(1)イチジクのタネが飛んできて、親となる木の枝に着く。芽を出し、根を大地に向かって下ろす。
(2)根が大地に届くと、イチジクは空中に根を発育させ、親の木にからみつく。
(3)親の木は隣の木に倒れ込む。イチジクの根はその幹から垂直に垂れ下がり、カーテンのような形になる。
(4)ついには親の木は朽ちてイチジクの木から離れる。
だと。
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2007年02月15日
A-Formation #27:「Curtin Fig Tree」
このツアーのガイドはKAOちゃん。
かおるさんという日本人なのだが、こちらではカオちゃん。
そのカオちゃんが「今回のツアーで皆さんが多分一番びっくりされる所へお連れします」。
それがこの「Curtin Fig Tree」。
イチジクの木のカーテン、イチジク・カーテン。
イチジク・カンチョーとは違う。
確かに驚くほど巨大な、木というか、根というか、カーテン。
子供のころ実家にイチジクの木があって、イチジクは食べもしない、どうちらかというと嫌いなのに毎日登っていた。
この巨大イチジクは味を楽しむものでなく、大きさに驚くものなのだ。
驚いた。
湿潤熱帯地域によく見られる、寄生というか、共生というか、やどかり状態の植物である。
やはり、オーストラリアの植物は、(動物のように)生きているという迫力が伝わってくる。
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2007年02月14日
A-Formation #26:「旅の恥は、絶好調」
ベースキャンプに戻ったら(ベースキャンプじゃないか、駅?)売店で記念写真を売ってた。
液晶ディスプレイで写真を表示し、気に入ってお買い上げの時にプリントするのだ。
進歩したもんだ、世界のお土産物屋さん。
長生きはするもんだ。
そのハイテク?とお調子者K彦さんが撮りたくてシャッターを押したのだが、よく見ると(よく見なくても)画面の下に「写真禁止」。
画面を撮影してこと足れりという人がいるんだ。
わたしは意図こそ違え、犯してしまった。
無実だあ〜。
だからではないが、たしか15オーストラリアドルで記念写真を買った。
(ということはコアラの写真だけはツアー料金に入っていたのか!)
その写真を見て「アラ」。
私の周りをズームアップしてみると、立ち上がる私に立たないで!見えないよ!と後ろのお嬢さんたち。
そういえば、立ち上がらないでと言われたような。
連発! 失態!
悪意じゃないよ〜。
意図はないから「旅の恥はかき捨て」じゃないよね。
恥ずかしがってないから、「旅の恥」じゃないよね。
ますます、私絶好調。
K彦さん閉口。
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2007年02月13日
A-Formation #25:「アーミーダックは水陸を行く。」
水陸両用車に乗る。
アーミーダックというからには、(元?)軍用車なのだろう。
形をみれば、なるほどだっく。
そういえば迷彩色。
Rソックスがワールド・チャンピオンになった時、水陸両用車でボストンをパレードしたのだが、同じようなものなのだろうか。
私も「オトコノコ」、水陸両用車だ、潜水艦だ(もぐらないか)は大好き系、湿潤熱帯地域を走り回るのだ。
陸から水に入る迫力の写真は撮れなかったが、雰囲気だけ。
よくあるパターンで、コースの途中ガイドさんが「あっち見て!」。
しっかり記念写真を撮られた。
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2007年02月07日
A-Formation #22:「Re-Tyred Highway Crocodile(ワニは退役タイヤ)」
自然溢れるオーストラリア。
なのに人造物はPOPだ。
しかも、落ち着いたPOP。
サイン(標識)も私好み。
彩りの多さと派手さは違うんだって、改めて気づく。
タイヤで出来たワニ。
タイトルは「Re-Tyred Highway Crocodile」、私的に邦題をつければ「ワニは退役タイヤ」。
「Created By David M. Jones」とも書いてある。
名のある人かなあ。
立派なアート。
次は、ワニで作ったタイヤが見てみたい。
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A-Formation #21:「世界の車窓より」
大竹まことか横山ヤスシかは置いといて。
トンネルを一気に13コくぐり、ちょうど真ん中あたりにストーニークリークの滝がある。
「観光が新鮮な感覚」モードもいつしかいつもの「ウケねらい」モードに押され気味となった。
窓から顔を出し、隣の窓から列車内をのぞくという珠玉のショットを期待したのだが、K彦カメラマンがタイミングを逃した。
滝はきれいに写っているのにね。
2008年GREETING CARD の候補にノミネートされそうもない1枚となった。
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2007年02月05日
A-Formation #20:「ヘアピンカーブはホースシューベンド」
列車はトンネルをひとつもくぐらぬうち、ホースシューベンドにさしかかる。
文字通り馬蹄形に曲がっている線路、レーシングコースで言うヘアピンカーブだ。
南に向かっていた列車は、急なカーブできっちり北に向かう。
窓から顔を出し、前を見れば機関車が見え、後ろを見れば後部客車が連なる。
昔読んだ新興宗教?の本にあった言葉を思い出した。
「人生は列車である。前を見れば未来の自分が見え、後ろを見れば過去の自分がいる。これを一望できるのが四次元である。」
さわやかなフレッシュウォーターバレーの風を感じながら、そんなことを考えていた。
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2007年02月04日
A-Formation #19:「アボリジニ列車」
目指すは、世界遺産クインズランドの湿潤熱帯地域。
一体なんだそりゃ。
15のトンネルをくぐり、1時間半かけて、KURANDA(キュランダ?クランダ?)まで列車の旅である。
客車はレトロなブラウン、機関車はあざやかなブルー、ボディにはアボリジニ・アートのペイントが施してある。
オーストラリアでありケアンズである所以、これぞ観光。
わたしには、新鮮な感覚だ。
この歳にして。
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2007年02月03日
A-Formation #18:「わあ、列車の旅だ」
わあ、鉄道に乗るんだ!
地図を見たら「ケアンズ駅」とあったので、鉄道に乗りたいなと思っていた。
なんだ、あるじゃん、予定に。それも今日。
昔は開拓に使った重要な鉄道だったのだろうが、今は「SCENIC RAILWAY」観光鉄道だ。
ここのプラットホームにも、木が。
わかるかな、写真で右にこげ茶色の短いラインが見えるのが、それ。
昨日朝の干潟のデッキといい、会社の廊下を思い出す。
安直に言ったらいけないが、木のある生活。大事よ。
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2007年02月02日
A-Formation #17:「さあ、2日目」
ホテルで迎える初めての朝。
(なんかやらしい表現)
普段朝食をとらない私は、旅先でもとらない。
今回のようなよくあるバイキングだけでなく、日本旅館の豪華な朝食でも、食べない。
旅の楽しみ方の秘訣は、「普段の生活を変えない」だ。
旅は非日常とか、「旅の恥はナントカ」とは無縁である。
「ケ」と「ハレ」がないとも言える。いつもハレ。
というわけで(どういうわけだ?)、みんなよりゆっくり起きて、コーヒーぐらいは飲むかとバイキング朝食のレストランへ。
「K彦さんはいないなあ。もう朝食をすませたのかなあ」。
コーヒーを持ってプールサイドのテーブルでオシャレに、と思ったが屋根のない席で小雨がかかる。
オーストラリアは1月は雨季(雨期?)で、朝方少しだけ雨が降る。
コーヒーが薄まる程じゃないので、それもよし。
写真のストラップは、もこみち。
じゃなくて、昨夜のカモノハシツアーで買ったもの。
KAMONOHASHI TOUR とはモロ日本人向けだ。
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2007年01月28日
A-Formation #16:「ビタミン補給はアリで」
このカモノハシツアーの最後は、アリ塚。
カチンカチンの巨大なアリの巣。
コインで削ると1mm位のアリが出てきた。
緑っぽい茶色のアリだ。
木を食べず、草を食べるからこんな色なのだそうだ。
食べると果物のような味がするというので、食べてみた。
なるほど、そう言えばそんな味。
食感は、小さいと言えども昆虫、と言った感じだ。
このカモノハシツアー同行の新婚カップルのかわいい奥さんも、私につられて食べた。
「ほんとだ。果物の味がする!」と言った笑顔がかあいいー。
K彦さんは、口にいれたが吐き出していた。
肉の多い今回の旅行。
これで少し、ビタミン補給になった。
これでやっと1日目、おしまい。
昨年の
「ミャンマー紀行」
に劣らず、引っ張ってるなー。
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2007年01月27日
A-Formation #15:「ワラビー探しと言っても山菜採りじゃないのだ。」
カモノハシを見て、BBQを食べたら、今度は野生の夜行性動物を探しに行くのだ。
ところが、ガイドさん少し思案顔。
夜行性のポッサムはなかなか姿を現さない。
カモノハシが順調に見えすぎて、行程の進み具合が速いようだ。
暗くなって、餌にもつられて、やっと出てきた親子のポッサム。
ポッサムなんて、オーストラリアに来て初めて聞く名、見る姿。
次はバスで100キロ移動して、ワラビー探しである。
走行距離も100キロならば、走行スピードも100キロ。
制限速度100キロなので合法なのだが、道は一車線。
片道一車線じゃなくて、両道?あわせて一車線。走るは野生のバス?
ワラビーはすぐ見つかった。
ぞろぞろ出てきた。
野生と言っても、餌を持ってきてくれるのは誰か知っているようだ。
ワラビーとは小型のカンガルーのことではないのだそうだ。
尻尾が違う。
カンガルーに比べてやさしい尻尾。
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